七夕ほうとう

TANABATAHOUTOU

あまたまかりん 外は丸こげなのに中ではしっぽり、な~んだ?

・七夕といえば7月7日を指しますが、長野県松本市では一月遅れの8月7日(または旧暦の7月7日にあたる8月16日頃)に七夕のお祝いをするそうです。
お盆を迎えようといういうこの時期、朝の早い時間にお墓の掃除をしてから、「つぶあんコロー」を絡めた《ほうとう》を朝食にいただくのだとか。


・《ほうとう》というと、小麦粉を練った生地を平たくのばして幅広に切った山梨辺りの郷土料理として有名ですが、松本の『七夕ほうとう』は、山梨のように味噌仕立ての汁で具と生地を煮込むものではありません。
まず生地だけを茹で、冷ましてから麺を水でほぐします。水をよく切ったところで適量のあんコローを絡めてご飯茶碗等に盛り付ける。味噌汁やすまし汁といただくのが信州の《ほうとう》です。
 


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